PINK*KISS

「もしもし、愛美?」

周平の声を電話越しに聞いて
なぜかドキドキしてしまう。

「聞いてんの?」

あ、繋がってるんだった。

「あ、うん。で、電話したよね?」

なんかドキドキして
声が裏返ってしまった。


「夕飯、どうするのかと思って」


と周平の声を聞きながら
どうしようと考えていると
トントンっと肩を叩かれた。

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