アオイソラ ~2人の行方~
「ん…。」
にこっと笑った。
いつも見せてくれる笑顔なのに
切なさと愛しさが混ざり合ったキモチ
になった。
ブーーーーー。ブーーーーー。
蒼のお母さんのケータイが
鳴った。
「あっ。ちょっとごめんね…。」
そして「お父さん」の表示に病室を
出て行った。
「空。。。」
酸素マスクを外して何か言ったから
聞き取ろうと思って近づいた時
蒼が少し起き上がった。
その瞬間、2人の唇が触れ合った。
あたしはあまりの不意打ちに驚いた
けど、唇を離したくなかった。
にこっと笑った。
いつも見せてくれる笑顔なのに
切なさと愛しさが混ざり合ったキモチ
になった。
ブーーーーー。ブーーーーー。
蒼のお母さんのケータイが
鳴った。
「あっ。ちょっとごめんね…。」
そして「お父さん」の表示に病室を
出て行った。
「空。。。」
酸素マスクを外して何か言ったから
聞き取ろうと思って近づいた時
蒼が少し起き上がった。
その瞬間、2人の唇が触れ合った。
あたしはあまりの不意打ちに驚いた
けど、唇を離したくなかった。