日暮しカナカナ
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わたしとなっちゃん
茶髪は当時なかなか目をひいた。それで私は、男子にいじめられていた。
小2なんてまだとってもお子様、仕方無いとはいえ私も当時小2。とってもお子様だった。
毎日泣いてばかりだった。
そして小3、クラス替えで、私はなっちゃんに出会った。
相変わらずいじめられて、泣いていた私の前に立って、
「大丈夫?」
と撫でてくれた手はとても温かくて頼り甲斐があった。そして次の日男子たちから私は謝られた。
にこりと笑ったなっちゃんを見て、私は幼いながらにこの子のおかげと気が付いた。
ああ、この子にずっとついて行こう。この子の作る道は正しい道なのだ、と思い、そのつもりだったのにまさかの小6、中学入学と同時に親の転勤によって引っ越しが決まった。
「もう、かなは大丈夫。
自分の足でしっかり立てるよ」
私はその言葉を胸に、中学2年間、しっかり立ってきた。
小2なんてまだとってもお子様、仕方無いとはいえ私も当時小2。とってもお子様だった。
毎日泣いてばかりだった。
そして小3、クラス替えで、私はなっちゃんに出会った。
相変わらずいじめられて、泣いていた私の前に立って、
「大丈夫?」
と撫でてくれた手はとても温かくて頼り甲斐があった。そして次の日男子たちから私は謝られた。
にこりと笑ったなっちゃんを見て、私は幼いながらにこの子のおかげと気が付いた。
ああ、この子にずっとついて行こう。この子の作る道は正しい道なのだ、と思い、そのつもりだったのにまさかの小6、中学入学と同時に親の転勤によって引っ越しが決まった。
「もう、かなは大丈夫。
自分の足でしっかり立てるよ」
私はその言葉を胸に、中学2年間、しっかり立ってきた。