彼氏=モデルさま!?②


玄関を閉めてなんとなく詰まれたダンボールを見た

あたしは透視が出来る訳じゃないけど、中身は多分…あたしの服だと思う…

あの夫婦め…

あたしはダンボールを開けることなく寝室に戻った

ベッドにはさっきと変わらない体制の蒼太

あたしはまた蒼太の腕に収まるように潜り込む


 「宅配?」

 「うん」

 「…なんだった」

 「後で見るよ、まだ寝よ?」


部屋の時計を見ると10時を過ぎていたけど、蒼太の目はまだトロンとしているし、眠そうだし

 「うん…」


ゆっくりと閉じられた瞼

あたしは蒼太の瞼にキスをした




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