Oh まい シスター
優等生Dの過ごし方
近頃、誰かの視線を感じる。
宋太に言うと、学校を休みかねないから、内緒でボディガードを頼む事にした。
「それが…俺?」
目ので乾いた笑みを浮かべているのは坏宮 縲(ツキミヤ ルイ)。
「あのなぁ狛音…」
彼は私の兄である宋太と同い年で同じ高校に通う"私の"幼なじみだ。
「それ頼む為に部活サボって来たのか?」
「うん。
部活サボったのは初めてだからドキドキのワクワクだ」
「ドキドキもワクワクも感じさせねー顔で言うか」
呆れたようにそう言うと縲はガシガシと短く刈られた頭をかいて目線を合わせないまま「何すりゃ良い」とぶっきらぼうに尋ねた。
縲は優しい。
というよりお人よしだと思う。
困っていればなんだかんだ言って助けてくれる。
頼れる存在だ。
「ちょっと頭が良くなくて騙されやすいのがたまに傷だが」
「口に出てんぞこのやろう」
宋太に言うと、学校を休みかねないから、内緒でボディガードを頼む事にした。
「それが…俺?」
目ので乾いた笑みを浮かべているのは坏宮 縲(ツキミヤ ルイ)。
「あのなぁ狛音…」
彼は私の兄である宋太と同い年で同じ高校に通う"私の"幼なじみだ。
「それ頼む為に部活サボって来たのか?」
「うん。
部活サボったのは初めてだからドキドキのワクワクだ」
「ドキドキもワクワクも感じさせねー顔で言うか」
呆れたようにそう言うと縲はガシガシと短く刈られた頭をかいて目線を合わせないまま「何すりゃ良い」とぶっきらぼうに尋ねた。
縲は優しい。
というよりお人よしだと思う。
困っていればなんだかんだ言って助けてくれる。
頼れる存在だ。
「ちょっと頭が良くなくて騙されやすいのがたまに傷だが」
「口に出てんぞこのやろう」