永遠の彼方に 《神に愛された少女》
【カイル】







ガルルル


ガルルル




「カイル、5.6匹ってとこだな!!」



『ああ…アラン
油断するなよ!!』



「わかってる!!」





ガルルル




先ず一匹がアラン目掛け襲って来た。

アランは素早く身を翻し、剣で攻撃をする。


堅い毛に被われている
モンスターは傷1つ付かず、
襲い続ける。




他のモンスターも獲物を見定めたようにそれぞれを相手に突進して来た。



私の神力でモンスターの動きを封じ、風を鎌鼬のようにして攻撃を繰り返す。

堅い毛も、皮膚も、切り裂いて徐々に弱っていく



「クッソー!!化け物の毛が、かてぇ~んだよ!!!剣が役に立たねぇー!!!

化け物の分際で、俺様を襲うとは100万年はぇ~んだよ!?


俺様の魔力で死ねることを、

有り難く想うんだな!!」



どうやらアランは楽しんでいるらしい




騎士団の3人は
真面目に鍛錬しているから

冷静に戦っている

これなら心配あるまい。




『さぁ~!!

お遊びはお終いだ!!』






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