『契約彼女』
いつまでもここで座って

悩んでいても仕方ないし戻るか。

聞いてみないことには

どれが本当かも解らないし。

そうしよう。


すっかり冷めてしまったチキンと

ぬるくなったビールを持って歩く。

ドアノブに手をかけると

鍵は開いていた。


って無用心だろう?

増えた靴を見て数の多さに首を傾げた。

中から声がする。

珍しく冷たいハナの声。


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