約束
 私は本はあまり読まないが、姉は本が好きでよく読んでいた。


私より姉のほうが木原君と気が合うのかもしれない。


昨日の二人を思い出し、天を仰ぐ。私の視界には青く澄んだ空が映る。


私も本を読めば、彼ともっと親しくなれるかもしれないという淡い期待を抱いていた。
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