完璧社長とKISS! ~Police Love Story【番外編】~
じっと私を見つめる瞳が、少し悲しげなのは気のせい?
「ゆっくり、話そうか…」
そう言って、私の手を引き、階下のカフェへと降りた。
テーブルの向かいの晃一さんは
理由を聞きたいという表情で私を見つめる
「ゴメンなさい、晃一さん、勝手なこと言って…」
晃一さんの顔を見てすぐ
俯いてしまった。
「で、理由を聞かせてくれるかい?」
片手を伸ばし私の頬を包む。
瞳は、優しい色。
包まれている手に自分の手を重ね
「私、私が晃一さんに似合う女性になりたいの
今のまま、晃一さんと結婚してもダメだと思うの
というか…私自身が許せないの…
晃一さんと一緒に歩いて行くって決めたから
晃一さんの隣でちゃんと一緒に前を見つめられる女性になりたいのっ」
言いながら、
溢れる涙を晃一さんの
長い指先が拭う。
「リコ…
君の気持ちは、わかったよ…
それで、俺は、いつまで待てばいいんだい?」
晃一さんの瞳が切なく揺れてたけど、
私の頬を優しくなでてくれていた。
「晃一さん…」