完璧社長とKISS! ~Police Love Story【番外編】~
目的の地まで向かう車の中で、
連絡が遅くなってしまったワケを話してくれた。
妹さんが好きなヒトが、事件のせいで一部の記憶がなくなり入院していたこと、
その事件の処理で時間とられていたこと
また、別の事件の情報収集に追われていたこと。
聞けば、聞くほど、大変な仕事の中、わざわざ時間を作ってくれた晃一さんに申し訳ない気持ちになった。
「すみません、私が無理なお願いしてしまって・・・」
前を向いて運転をする晃一さんの横顔に伝えた。
ちょうど、赤信号で車が止まり、
「大丈夫、俺も、息抜きしたかったし、今日は目いっぱい楽しもうな」
私の方を向いて、晃一さんの手が、私の肩をポンと叩いた。
「はいっ」
青信号になり、すぐさま晃一さんの手は、ハンドルに。
私の肩が、熱を帯びたように暖かい。
そんな少しの動作にも敏感に反応してしまう私。
≪どうしよう・・・ホントに好きになりそう・・・≫