涕と僕の間
「いいのいいの」

本当は良くないよ、全く

「今まで冷たくてごめん」
「いいって」

良いわけないでしょうが


「今まで1人にしてごめん」



「…っば、かじゃないっの」

私はまた涙が溢れる
止める事が出来なかった

「泣かせたくなかった」
「だって、ずっ…」

かけちゃんは私を抱き寄せた
暖かかった
夢でも想像でもない
本物のかけちゃんを感じられた

人の体温って
偉大だと思う
< 21 / 21 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop