Dice
彼の家へはそう遠くなかった。


彼は家に誰もいないからと言って、部屋へ通してくれた。


扉を閉めるなり、私に抱きついてきた。


私は「子犬」を撫でた。


私を床に引っ張り、押し倒してきた。


こうも焦っていると、少しびっくりしたが誘った私に責任がある。


彼は半被を脱ぎ、私の服の中に手を入れた。


ブラをずらし、胸を激しく揉み始めた。


そしてキスをせがんで、私にキスをした。激しく荒く長いキス。


服を邪魔なのか荒々しく脱がせて、私の胸に甘えてきた。


舌が私の胸を嘗め回す。


彼の激しさに私も段々火照ってきた。


私が声を出すと、彼はキスをする。


下の服も荒々しく脱がされ、私は彼が私の熱い部分に触れた時、あることに気がついた。


彼は、童貞だと悟った。


私は彼の手を取り、聞いてみた。彼は顔を背けながら頷いた。



「嫌ならやめとく。」



私は返事の代わりに、彼の物を手で撫でた。


彼は私の上で震えた。


初恋の彼より大きくはないが、彼の興奮が全身を通して私に伝わった。



「私に挿入れたい?」



彼は潤んだ目で頷いた。


私はコンドームを財布から出し、口で開け、彼のものに着けた。


彼の手を持ち、私の入り口を教えた。


彼はすごいぬるぬるで、熱くってすごいよと声を震わせながら言った。


私はその言葉に興奮した。


彼は私の中に挿入ってきた。


彼はうぅぅ、と唸った。私の胸にしがみ付き動いた。



「気持ちいいよぉ、」



泣きそうな声で、言う。


私は自分の快感より彼が私に酔う姿を見ていた。


彼は、見ないでと私に言った。


彼の髪を撫でて、私が本当にカツジは可愛いねと言うと彼は私の上に崩れ、腰を痙攣させ果てた。


私の「子犬」は初めてのSEXを知った。



それから彼は3回私を抱いた。


いや違う、私が彼を抱いたのだ。
< 26 / 37 >

この作品をシェア

pagetop