†短編集†
「何…で?」

正直びっくりした
だってこの日に
わざわざ来る人なんてそんなにいないからだ

しかも私たちは別に付き合ってるわけではない
相手からしてみたら
単なる友達なのだ


「いや~。さみしがってるかなー?って思って
ほら朱美(アケミ)寂しがり屋だし」

そう言ってわざとらしく頭をかいた


「そう」

少し体がだるくなったので
ベッドに横になった

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