【続】ギャップ的恋愛論
………お、終わった……
我が家自慢の50型大画面で繰り広げられていた、めくるめく官能の世界?がやっと終わって、心底ほっとなる。
と、同時に、ガックリとうなだれながら、あたしは疲れ果てた目(寄り目のし過ぎ?)をいたわるように、ぐりぐりと眉間をマッサージした。
「……ふんっ…いまいちだったわね……」
暴言を吐く隣の悪友はこの際無視することに決めて。
ぐりぐりぐり……
そんなあたしを、朋歌はしばらく横目で観察してたみたいだけど、
「……で、どうだった?」
一度パッケージに視線を落として、真顔でそんな質問をしてくるから焦ってしまう。
「ど、どうって言われても……」
正直、“えぐい”としか言いようがないのですが……
でもここでそれを言ってしまうと、間違いなく朋歌の雷が落ちるってわかっているわけで……
「……大変勉強になりました」
あたしは心にもないことを言って、へへっと笑ってそれをやり過ごそうとした。
すると朋歌は、また満足げに頷いてあたしの頭を撫で撫でし始めた。
「なかなか可愛い生徒じゃないの。そう言ってくれると、こっちも鍛えがいがあるってもんよ」
「……き、鍛えがい?」
まだ何かあんの!?
朋歌の言葉に、あたしの顔が一瞬で引き攣った笑顔になる。
「バ〜カ。見るだけで終わりなわけないでしょ。
次は実践よ、実践」
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