【完結】俺様王子×天然ちゃん
陸人は俺の前の席に座り頬杖をつくと、俺をジッと見てそう言った



「……はっ?どこが?」


「どこがって……普通、あんな人がいっぱい居るとこでキスなんかしねーだろ?」



「うるせぇよ、別にいーだろ?俺がしたかったんだから」



「女の子みんなヤキモチ妬いちゃうかもよ?」



「そんなの別に、俺に関係ねーだろ?俺は楓にしか興味ねーんだから、他の女は論外」



「愁、お前も意外と一途なのか?」



「どーいう意味だ?」



「だって、楓ちゃんにしか興味ねーってことは……楓ちゃんしか見えてねーってことだろ?しかも、楓ちゃんを好きな訳だしさ」





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