【完結】俺様王子×天然ちゃん
「今度、俺ん家泊まりに来ねぇ?」



俺が無意識に楓に言った言葉



正直、その言葉を言った自分が一番びっくりしたけどさ……



なんであんなこと言ったんだろ?



ああもう……わかんねぇ


俺は仰向けになり頭をクシャクシャした



「ああもう!わかんねぇ!」



気付いたら叫んでいた



「わかんねぇって……なにがわかんないのよ?」


「えっ?ねっ、姉ちゃん!」



声のする方に振り向くと、姉ちゃんがドアのところに寄り掛かって立っていた



「ったく……うっさいわねぇ、なに一人で叫んでんのよ?」



姉ちゃんは目を細めて俺をジッと見ると、呆れたようにそう言った





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