オマエは俺の物
急に景色が白くなった。
後ろには真っ赤なソファー。
あたしは仰向けになっていて、目の前には大好きな人がいる。

「や・・・やるってなんですか?」
あたしはビクビクとしていた。
「分かってんだろ?俺様が言うことくらい。彼女なんだからいいよな?」
ゴーインな澪先輩。Hは初めてだから・・・そんな簡単に踏み出せない。
・・・あたしは恥ずかしさをこらえ、ぐっと澪先輩を自分に近づけた。
何も反応しない澪先輩の顔をじっと見つめ、
自分からキスをしようと・・・・・・・・
「っっ!」
澪先輩とあたしが重なる。
「オマエがいつまでたってもしねえから俺からしてやったんだよ。」
キスはさらに深くなる。
あたしの舌に絡みつく澪先輩の舌。
思わず声が出てしまう、濃厚なキス。
「んっ・・・んーっ・・・ハアハアッッ」
慣れないキス。
必死にこたえ続けた。
「あ・・・っっ」
澪先輩の手があたしの服の中に入ってきた。
敏感なところをなんども触られる。
「れ・・・っれいせんぱいっ」
やば・・・超キモイ声だした!
あたしは照れて真っ赤になる。顔を横に向けて、澪先輩から目をそらした。
「オマエ、そんなことしていいと思ってんの?」
澪先輩の手がさらに敏感なところに入ってきた。
「ああっ・・・ああっ!」
気づいたらもうお互い生まれたままの状態で、
感じあった。

こんなことするなんて早いって思われてもいい。
大好きなんだから。
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