ひなたぼっこ~先生の、隣~







「…そんな頭下げられると、待ってても意味ないか」



「…ごめんなさい」




「いや…妹尾さん、頭上げて?」



「…」




ゆっくりと頭を上げと、立川の手が髪に触れた。







「頑張ってね」





軽く頭をポンと叩き、立川は泰葉の横を通り過ぎた。





< 387 / 421 >

この作品をシェア

pagetop