私と彼の関係
第六章 勉強会
 日曜日。緊張しながら、チャイムを鳴らしていた。すると、すぐに玄関の扉が開く。


 出てきたのは白いシャツに黒のパンツをはいた宮野君だった。


 彼は私と目が合うと、苦笑いを浮かべていた。


 家にあがると、彼は私をちらっと見る。


「俺の部屋か、それか客間、どっちがいい?」


 宮野君の部屋。めちゃくちゃ見てみたい。


 平然とした顔をしている彼の表情をうかがう。


 部屋に行きたいと言っても変な顔をされないよね。


「宮野君の部屋がいい」
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