私と彼の関係
 一応の彼女だし。でも、彼女だと胸をはってはいえない。


 何で私なんだろう。宮野君なら他の子でも喜んで振りをしてくれると思うけど。


 でも、この前曖昧にごまかされてしまったこともあり、あまり強くは聞けない気がしたのだ。



「別にいいんだけど、冷えるから食べたら?」


 冷めた声に我に返ると、目の前にコーヒーやさっき頼んだ品が置いてあった。


 宮野君の前にも注文した品が届いていた。彼は冷めた目で私を見ている。


 どれくらいボーっとしていたんだろう。


 届いたおしぼりで手を拭くと、食べることにした。


 宮野君も食べ始める。


 待ってくれていたのかな。


 そう思ったけど、そんなことを聞くと呆れられそうなので聞けなかった。
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