天使のような悪魔な?!恋人
「おっ。こんなとこにいたのか。
探し回ったじゃんか。」



気軽に話しかけないで頂きたいわ。
無視していると


「なんだかオジャマムシのようね。
先に教室に戻ってるわね、碧。」



そう言って出て行ってしまった親友。


どこかオジャマムシ??
むしろ助けてほしいけど。


こんなときに限って
なんで先生が居ないのよ!!


つくづく運がなぃのね
ァタシって。


「そういや、俺まだ
自己紹介がまだだったな。
雨沢 彩雅《アマサワ サイガ》」



そんなこと聞きたくないゎ。


そっけない態度のァタシに
雨沢君ゎまったく気にしていないようで
ずっとニコニコしていた。


その笑顔は天使のようで
ちょっとキュンってした
自分が居たけどそれゎ
あくまで弟みたいな感覚で
男の人に思えなかった。

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