誰よりキミが…
「ねぇねぇ、昨日本屋でさ、誰と話してたの?」


うっ…。


ハル…!!!!!


ちょっと!!本に夢中で私のはなしも聞いてなかったくせに…!



なんで知ってるの!!?


「やっ…なんでも!」


「うっわー隠し事?てか男の子だったでしょ」


「う、うん…」




「ってか、池本でしょ?」


すっ…鋭ーい!!!


「えっ…まぁそうだけど。」


「私、一発でわかったよ?」


「えええっ!?すっごいかわってたじゃん!?」


「小学校ずっと同じクラスだったしね」



はは、と苦笑いをするハルを見て、やっぱりハルはすごいと思った。




「んで?連絡とんの?」




「うーんそれが…一応メアドは聞いた」



「ふーん、それじゃあメールしなよ」



「うん…」


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