続†素顔の先輩と甘い休息

「……沖依…君?」


「旧校舎に…こんな部屋があったんですね……。」


入り口の所で、驚いている沖依君に…私も心臓が飛び出そうな程、ビックリしていた。



あまりにもビックリし過ぎて、手に持っていた鍵を床へと落としてしまい、その音が静かな部屋に響く。




「ど……どうして沖依君、ここに…?」


「帰ろうとしてたら、たまたま七瀬先輩を見かけたので、声掛けようとして追いかけたら…誰も使ってない旧校舎に入って行ったので……不思議に思ったんです…。」



旧校舎に入るところを見られちゃったんだ…。


そりゃあ不審に思うよね…使用してない旧校舎に入る人間なんて普通いないし…。



……って、そんな悠長に考えてる状況じゃないよね…。



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