続†素顔の先輩と甘い休息
「なな……何ですか?」
少し後退りする私の腕を匠先輩は掴んでグイッと引き寄せる。
「明日、朝からここに来いよ。」
あ……朝っ!?
放課後じゃなくて朝ですか!?
「朝来るのが嫌なら、今日…俺と一緒に、この部屋に泊まっていってもいいけど?」
「あっ…明日の朝来ますっ!」
休息の部屋で匠先輩と一夜明かすのは……心臓破裂の危険性があるもん…!
今だって…
匠先輩にそう言われただけで、バクバクものすごい音が体中に響いてるんだから…。