続†素顔の先輩と甘い休息

「あっ……暁…!?」


「まあ、実際のところ諦めてないっていうより、諦められねぇっていう方が正しいのかもな…。翠央への想いは、なかなか消せそうにねぇし…。」


ポンポンッと暁は、なだめるように頭を撫でる。




「隙さえあれば、俺が奪い去りたい…。そう思ってるから。」


ドキン……


私の耳元で囁かれる暁の優しい声に心臓が思いっきり飛び跳ねる。


今の言葉…
すごくドキドキした……。


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