あなただけを見つめる

見つめるのに真剣な私は、時間の感覚を失った。

何分、いや何時間が過ぎたかもしれない。

急に教室にいた生徒が、ガサガサと動き出した。

我に返る私。

皆が何をするために動いているのか、さっぱり分からない。
たまたま近くを通った晴香を呼び止め、皆が何をしているのか聞く。

どうやら学級委員を決めているらしい。
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