水玉りぼん
愛澤 恋花です☆
たまたまぶつかった男の子
王咲 千晴くん
ぶつかって口答えしただけで
王咲くんのパシリなってしまった・・・
しかも隠れSということをまなちゃんから聞いて
ものすごく警戒しないとダメだなって今思ってます・・・
でも、あのイケメンには勝てないかも・・・
それにそれに男の子だし・・・
うぅでも、あたし負けないもん!

「れん・・・」
ん?なんか声が聞こえる

「れんってば・・・」
ん?誰だろう・・・

「れん!ぼーとしない!」
ッ!

「はひゃ!ごめんごめんちょっと考え事してた(笑)」
びっくりしたァ
ついぼーとしてたよぅ
もう・・・

「れんもしかして・・・」
ん?なんだろ・・・

「もしかして?」
まなちゃんは、いきなりあたしの
耳元で囁いた・・・

「もしかしてちはるの事好きでしょ?」
とあたしに言ってきた
あたしは、あまりのびっくりさに
ドキドキしている

「えッ///いや///そんなことは///ないけど//(俯)」
あたしは、顔がもう熱すぎて俯いてしまった
実は、図星かも知れません・・・
だって今までの男の子と全然違うんだもん・・・
今までは、ドキドキもしなかった
ただのクラスメイトか友達ぐらいだった
でも、なんか心がそわそわする・・・
なんだろうこの気持ちもしかして・・・
ホントに好き・・・なのかな・・・

「図星かぁ」
とまなちゃんがいきなり言ってきた
あたしは、目をうろうろさせながら
焦りだした

「いや別に///そッそんなんじゃないけど///」
って言ってもまなちゃんは、なんでもお見通しだった

「嘘言っても無駄だよ♪」
と言われた・・・

「あたし・・・わかんない・・・でも・・・」

「でも?」

「今までの男の子となんか違うんだよね・・・なんか心がそわそわする・・・」
と言ったら・・・

「それが好きってことだよ」
えッ・・・

「えッでもでも・・・」

「気になるんだよね?」
と聞かれてあたしは

コクン

っと頷いた

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