大好きでした
第二章
始まり
あなたの返事は
意外な言葉だった。
「他に好きな奴
いるんじゃないの?」
だって。
緊張してたのに一気に
力が抜けた感じがした。
「昨日言った通りだよ」
ってあたしが送った。
そしたらあなたは
「返事考えさせて」
って来たよね。
もうこの時は無理かも
って思うくらいテンション
下がったんだ。
やっぱ告んなきゃ
よかったって思ったよ。
だけど何日かしたら
「付き合って下さい」
ってあなたからめーる
来たときは友達と公園で
跳びはねてた。
なんか逆に告られた感じ
で嬉しかったしね。
ここからがあたしたち
の始まりだった。