大好きでした
第三章

倦怠期



付き合って5ヶ月
くらい経ったとき
あたしたちは倦怠期
に入ったんだ。

付き合ったら誰にでも
あることでしょ?

なんかもう付き合ってるのが
嫌で嫌でしょうがなかった。

何で付き合ったんだろ?

って何回も思った。
だけど周りから

「お似合いだね」

って言われた時は
めっちゃ嬉しかった。

だけどあなたは
ほんとにあたし
のこと好きなの?

彼女が欲しいから
付き合ったの?

って嫌なことばっか
毎日考えてた。
もう訳もなく泣いた日も
いっぱいあったんだ。

めーるもあたしからで
あなたからは全然
してこなかったよね。

こんなんじゃ付き合ってる
って言えなくない?

あたしばっか辛い思い
してんじゃん!

って思ったりもした。

だけどこんなこと
ばっかだけどあなた
と別れることなんて
何があっても絶対
出来なかったんだ。
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