君に花を。
ライバルは兄貴
部屋でぼーっと携帯を見つめていると、1階から柚の声が聞こえた。
「おじゃまします」
…兄貴め。こんなマネしてまで俺に言いたいんか。
オカンの声も聞こえてきた。
「なんや、彼女?きれーな子やなぁ」
「あの…」
「ささ、どーぞ」
2階に上がってきた。
トントンとゆっくりと。
俺は目を閉じて、ため息をついた。
コンコン。
ん?誰や、オカンか?
「蓮君」
柚!
うぉ!俺、上半身裸や!
さっとワイシャツを着て、きちんと正座をした。
「ど、どーぞ」
柚はゆっくりと扉を開けて入ってきた。
「あれ…兄貴は?」
「今、飲み物取ってくるって」
「そうか…」
俺は床を見つめて黙った。
「おじゃまします」
…兄貴め。こんなマネしてまで俺に言いたいんか。
オカンの声も聞こえてきた。
「なんや、彼女?きれーな子やなぁ」
「あの…」
「ささ、どーぞ」
2階に上がってきた。
トントンとゆっくりと。
俺は目を閉じて、ため息をついた。
コンコン。
ん?誰や、オカンか?
「蓮君」
柚!
うぉ!俺、上半身裸や!
さっとワイシャツを着て、きちんと正座をした。
「ど、どーぞ」
柚はゆっくりと扉を開けて入ってきた。
「あれ…兄貴は?」
「今、飲み物取ってくるって」
「そうか…」
俺は床を見つめて黙った。