red flower and blue flower
「信じられませんか?」
「え・・・?」
心をよまれたかと思った。
「それもそうですよね」
彼は黙ってしまった。
「えっとぉ・・・」
「もう起きる時間です。この続きは、現実でっ」
そう言うと、彼は去ろうとした。
「あのっ」
「はい」
なぜか、呼び止めてしまった。
そして次に出た言葉は
「名前、なんていうんですか?」
なんてことだった。
「敬語はおやめ下さい。レンメイザ様」
「・・・じゃぁ、あなたもやめてよ」