【完】最期の嘘
ライブツアーが始まり、各所を回るシュガビ御一行。
アルバム『雷鳴』の売上は本人達も驚くもので
ライブチケットの売れ行きも、今までとは比にならないほどに早く即完売だったらしい。
「全く〜、地元の友達がチケット取れなくて悔しがってんの。」
「恨むなら自分の人気を恨め。」
今は篥の地元の愛知県での打ち上げである。
むくれる篥の煙草の日を咄嗟に桜川が点す。
流石マネージャー、ナイスタイミングだ。
優太はそう思いながら、バーボンの入ったグラスに手を伸ばした。