私は死にました



【練習終了】


四季が
「秋
一緒に帰ろうぜ?」


これがいつもの事になるのだ


「うん!帰ろう?」
「待ってくれ!!」


いきなり、石丸が声を掛けた



「お前に、少し話がある!!」

私はびっくり!!
さすがに、彼氏はわかったのか!!?



「秋は俺と帰るんだ!!
秋に掘れたら、承知しないぜ!!」



四季がヤキモチを妬いた



「バッ!!
馬鹿野郎!!
惚れねぇよ!!
俺は、彼女いるし」



えっ?
今なんて?
石丸は、彼女が出来たの?


「だから、貸してくれ!!」



っと、言って私を連れていった


そして、屋上まで来た


「私に話って、何?」


っと言うと


「なんかな。
お前が俺の彼女に、似てるんだ!!
教室で聞いたろ?
夏菜流の事」



えっ?
私の事をまだ
彼女って思って、くれてるんだ



嬉しい


嬉しいよ?
石丸



なんだか、涙が止まらないよ?


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