ラブハンター
斎藤が浮気なんかしたら絶対両方殺される。



レオさんは女であろうと容赦しねぇ。



それが斎藤であるなら確実に。



「どっかでブレーキかけてほしかったんだと思う」

「なんとなくわかったけど…、大丈夫なんだよな?」

「ん、ありがと、陽」



そういう悠大がカワイイんだって。



照れながらも素直にお礼とか言えちゃうとこ。



一緒にリビングに戻ると、斎藤は座ってコーヒーを飲んでいた。



「斎藤」

「…………」

「悠大のこと、悲しませんなよ」

「言われなくても」



んなぁぁぁぁ!!



相思相愛なんじゃん!!



悠大もすげー女手にいれちゃって…。



まぁ、俺の彼女もなかなかのもんだけど。



部屋に戻るとその彼女からメール。



『今日は好きになりました?』



毎日毎日、飽きずに俺にそんなことばっかり聞いてくる。



今日はメシ当番だし、カラダ動かしたいから悠大と公園行こうと思ってた。



白咲から誘われはしたけど軽く流した俺。



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