薔薇の王女
「失礼いたします!!」そう言って部屋に入って来たのは王の側近のウィンザー、「王がお呼びでございます、至急王の部屋へご同行願います!!」
「……分かりました、行きましょう。」
私は自分の考えが間違ってほしいと願いながら部屋に向かいました。その間ウィンザーは何も話さずに黙って後ろからついて来ました、いつもなら明るく話しかけてくれる彼。それがないのが余計不安になり息苦しく感じましたわ。
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