薔薇の王女
「まぁ…最後の手を使わせてもらおう!!」



ガタッ―――


「きゃっ!!」

いきなり手を掴まれその場に押し倒されてしまい


「お前を俺のものにすれば俺は女王の妹の夫となる、そうすればまた狙えるからな!!王位を!!」

はははっと笑いながら私の首もとに手をかける







ふざけるな……



ふざけないで!!



「ふ……けない…」


「なにか言ったかな?」


ニヤニヤしながら私に顔を近づける

顔にこの男の髭が当たり気持ち悪い
< 346 / 625 >

この作品をシェア

pagetop