薔薇の王女
お姉さまはにっこりと私に微笑んでくださったわ、
「お姉さ―」

バシャッ!!!
私が声を発する前に水をかけられてた。
「これで目も覚めるでしょう、卑しい妹を持つと恥ずかしいわ。貴方達もそう思うでしょう?」
そう周りの侍女達に尋ね、侍女達もお姉さまに気に入られたいから誰も意見する者はいなかった……



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