【ホラー】秘密
「先生、あのさ…」
急に彼は小声になった。
『なに?』
「死体に興味ない?」
消え入りそうな声だった。しかし、それは私の何か奥底にある情念にしっかり食い込んだ。

そしてその日の放課後、私たちはアドレスを交換した。その瞬間、私たちは仲間となった。
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