KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~







「…さすがだな」







扉をゆっくりと開け、平然とした顔で入ってきたのはやっぱり鋼柳だった








「どのくらい前から話を聞いてたの?」







多分、最初からだろうけど







「話??







…何の事だ?」








「……ま、いいけど」






後でちゃんと感想聞こ…








「で、鋼柳。






時間も遅くなってきてるし、璃那ちゃんを送っていってあげてよ





…色々と物騒だしね?」







時計の針は、19時を指していた






「物騒、ね…





ま、いいけど」







物騒でしょ?






…人殺しがうようよしてるんだから









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