KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~
俺は、そのまま寝転んでわざと頭を姉崎の太ももに置く
いわゆる、膝枕だ
「へ!?
ちょっと…!」
顔を耳まで真っ赤にさせて俯く姉崎
おもしれーな……
「別に、何の関係もねぇけど?」
俺は、姉崎の様子を軽く無視してそう言う
「うそつくなよ!
じゃぁ、何で膝枕なんかしてんだよ!
大体、鋼柳と言えば、いろんな奴がいる中でも一番すごくて、殺じ…」
「啓汰」
俺は咄嗟に持っていた櫻華で頭を叩く
「いってぇ…
何すんだよ!!」
涙目になってギャンギャン騒ぐ啓太