KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~





啓汰は、迷わず姫華を追いかける





「俺、姉崎の教室の前にいるから、いろいろ終わったら靴箱のところで待ってろ」





俺は、啓汰にそう言って、姉崎の教室を見る





「……?」





教室には…誰もいなかった





机は綺麗に並べられていて、黒板も綺麗だった





職員室でも行ったかな?





俺はしばらく待つことにした





「はぁ……」





俺は、櫻華を見つめる





啓汰も俺も、組織の人間で簡単に人間を殺す





そして、俺達が組織を裏切ば殺されるし、俺達が恋人を作ったときなんかは、そんなものは人を殺すのに必要ないとされ、恋人が殺される





すると…昇みたいになるんだろうな……





そんな思いをしない為には、周りにバレないように付き合うか、別れるか…









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