KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~





「おかえり~」



店には、いつもの柔和な顔した昇がいた





「おぅ……次は…?」




まだ…足りない…




もっともっと殺さなきゃ……





「次は…―――」






昇に言われた情報を持って、ターゲットを殺す





…その繰り返しをしていき、結局今日殺した奴は、全部で17人だった





「フゥ…」



「お疲れ様」


俺が全ての仕事を終えて、少し溜息をつくと、昇がコーヒーの入ったマグカップを俺に差し出した






注意深く、中身を確認し、口に含む




「……相変わらず、注意深いね」



昇の苦笑いが含まれたその言葉に、俺は


「いつでも注意深くないといけない、と言ったのは、昇だろ…」


と、当たり前のように言う


仕事がアレだから、誰に何をされるか分からない




もしかしたら、このコーヒーにも、毒が入ってるかもしれない……




例え昇でも、油断は出来ない…









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