KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~
ゆったりと、湯舟につかっていると誰かの声が聞こえた
「お、また会ったな。甘甘殺人人形くんよぉ!」
この声は……
「…涼」
俺の目の前で両手を腰に当て、突っ立っている男を険しい目で見上げる
「今日はよくも邪魔してくれたなぁ?」
昇という監視がいる中で、この話しは非常にマズイ……
俺は知らないフリをすることを決めた
「…何のことだ」
軽く殺意を込めた目で睨みながらそう言うと、涼は大声を出した
「あ?シラ切ってんじゃねぇよ」
浴室の中は、そこまで騒がしくない
みんな、お互いあまり関わろうとしないからだ
そんな中、こんな大声を出す奴がいると……もちろん目立つわけで…
となると、昇が話しを聞いている可能性が高い
しかも、俺が話しかけられてるのなら尚更な…