黒いペンキが零れた後は
明日から、また真っ黒な世界。
同じだけど、ぼくにとっては全然違う。


世界は、真っ黒。
みんなも真っ黒。
ぼくも真っ黒。
器は見えないけど、漆黒の中には、たくさんの心がある。

色がつくと、器に目を奪われて心が薄くなる。

真っ黒なら、好きでいられたのに。
真っ黒なら、愛していられたのに。



壊れそうになったから、とりあえず黒に抱かれて眠ることにした。


さようなら、彩られた黒い世界。
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