愛は要らない
興味があるらしく、結子が追求する
「煙草を黙って吸ったことが、怒りの原因らしい」
「・・・・・・そんなこと、ですか?」
遥はうなずくと、苦笑いしてゴミ箱の中に煙草を投げ入れた
「今夜は、空いてるかい?」
「・・・・・・はい」
艶っぽい微笑みに、遥は満足そうに笑い返した
さすがに、あんなことで怒るべきではなかったかもしれない
客室で、綾野は枕を抱きしめながら反省する
「でも、黙って吸うのは、許せないわ」