愛は要らない


「なんで、貴方みたいな男・・・。好きになったの・・・?」

「さあ?僕がそうさせたのかな?」

「・・・私、貴方の傍にいても、いいの?」

「傍にいて欲しいよ。君のいない生活、僕は、耐えられないから」


涙が流れて、顔がぐちゃぐちゃになる

それでも、遥は可愛いと言った

そのせいで、また涙が流れる


「今夜は、ここにいようか?運転する気分じゃなくなった」

「・・・・・・・・・・・・好きにして」

「そうするよ」


< 206 / 331 >

この作品をシェア

pagetop