秘密の生徒会探偵団☆
「勇人……。落ち着いて聞け。
………俺達は今すぐそっちに向かう。
お前ら2人は学園長のところへ行け。もしかしたら俺達の存在もバレるかも知れないっ。」
『……わかった。気ぃつけて来い』
電話を切った俺は、まだ動けないでいる由比の肩をつかんだ。
「由比……仕事だ。今すぐ学校に戻る。
荷物まとめろ。」
「………うん。」
力強く頷いた由比はリビングから出て行った。
「行くの?」
「姉貴。この捜査は兄貴も関わってる。
逮捕されたのは兄貴の上司だ。ここで俺達が動かないわけにはいかんねぇんだ。
真実はこんなじゃない。
俺は探偵だ。何があっても事件を解決する。
それを覚悟でこの探偵団に入ったんだ。」
「気をつけてね……。」
俺の決意が2人に伝わったのか、口をキュッと結び、俺を見送った。
「こんなに強くなってたんだね……陵。」