秘密の生徒会探偵団☆

「ホント信じられない!!」
「まぁまぁ落ち着きなって。
まだ本人が記憶がないとはいってないでしょ。」


勇斗のいなくなった部屋で、お菓子やらジュースを広げて女子会をスタートさせるあたしたち。


「覚えてないに決まってる!!
大体あいつの寝起きの悪さは、世界でも通用するんだから!!」



グラスに注がれたオレンジジュースをグイッと飲みあたしはお菓子に手をつける。



「でもさ、覚えてたとしても、それはそれで気まずいんじゃない?」

「あたしが言いたいのは、覚えてる覚えてないじゃなくて、どうやったらあんな無神経なことができるのかってことです!!」




人のファーストキス奪っといて覚えてないなんて絶対許さないんだから!!


一生恨んでやるぅっ!!













「好きなんだか、好きじゃないんだか。」

「す、好きじゃないもん!!/////」



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