秘密の生徒会探偵団☆
「!!」
体が固まって動けなかった。
これが陵の気持ち……その事実は変わらないのに……。
言葉につまっていると、陵が思い出したように顔を強ばらせた。
「わりぃ……っ。
返事なんかできるわけねーよな。
マジでごめんっ
何もかもなかったことにしていいから
俺、教室戻るわっ!!」
そう言って作り笑いをした陵は校舎に向かって歩いていった。
「……うぅ……っ。」
再び涙腺がゆるむ。
あたしの目からはとめどなく涙が溢れていた。
しっかりと触れた唇。
こんなに胸がいたいのは陵だったから……?
「あは……こんなんじゃ教室戻れないや……。」