王国ファンタジア【流浪の民】



 風が鳴く。


 それぞれの想いに応えるかのように……


 それは嘆きか歓喜の声か。


「……」

 ベリルは目を細め、琥珀色の液体を揺らした。



「風の鳴く夜に」 完


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